
System:COMEINS)を検討した。
・気象海象情報の表現方法の検討
COMEINS情報表示端末にて受信するデータの表現方法および、情報表示画面に至る操作方法を検討した。
(第5章新しい沿岸域の波浪予測手法の開発)
・波浪の浅海変形、構造物の反射の影響を取り入れた波浪予測モデル
港湾技術研究所による「砕波および反射を考慮した波浪変形計算プログラム」を波浪ポイント予測プログラムに導入した。
・波浪実況値による波浪予測修正モデル
運輸省港湾局および気象庁の波浪実況値を用いて「波浪エネルギーに関する予測誤差修正法」を用いる波浪予測値を自動修正するシステムを構築した。
・波浪予測値の現地波浪による検証結果
?沿岸域や港湾域の波浪予測モデルとして、3日先までについてはよい精度を保っているが、4日先以降についてはやや予測精度が落ちる。
?波高については比較的よい精度であるが、周期、風速については予測精度がまだ十分とは言えない。周期については、4日先以降で精度が落ちるが、実測値との検証によって補正することによってよい精度を維持できる。
?実測波浪による予測修正モデルは、現在から6時間程度先までについて予測精度をさらに向上させる効果があることがわかった。
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